円形脱毛症を知るために、抜け毛というものの基礎知識として、頭髪が持っているサイクルというものをしっかりと知っておきましょう。
まず、正常な髪の毛というものは、成長期に始まり、次に退行期、そして休止期となってから、抜け落ちていきます。そして、髪の毛の成分というものは、頭皮の奥のほうに存在している毛母細胞というところで作られています。そして、この毛母細胞というものは、通常であれば二年から五年もの間、ずっと一本の髪の毛をそこで作っていくのです。そしてこれを、サイクルでいう成長期というような段階なのです。
そして、この毛母細胞というものが衰えてくることによって、髪の毛を作っていくための成分量が減ってしまうことで、サイクルでいう退行期に入ります。そして、この退行期というものは約二週間ほど続いていき、その後休止期となっていきます。そして、この休止期では毛母細胞は活動しなくなります。
そして、休止期になってしまった髪の毛というのは、そこから約三ヶ月ほど経つと、そこからどんどんと抜け落ちていくのです。そして、この髪の毛が抜けてしまったあとの毛母細胞というものは、そのあとは少し休んで、また、同じように成長期になって髪の毛を作っていくのです。
ですから、毎日のように抜け毛が発生してしまうということは当然のことですので、これを円形脱毛症なのではないかなどといったように、過敏になってしまうような必要はありません。ですが、髪の毛の成長が正常であったのに、突然抜けてしまったなんていうような場合には、円形脱毛症であるような心配もあります。